CARLI グループ

過去に根を下ろして未来を望む

「人生は、家族が「偉大」であることを教えてくれました。愛情とリスペクトする気持ち、そして絆が家族をひとつにす る時、全員のエネルギーが倍増し、会社にとってクリエイティブで生産的でポジティブなエネルギーになるのです。そ れはつまり、原動力の共有こそが最大の満足だからです」

アルフレド・カルリ

私たちについて

Carli グループは、1960年から土地を耕し、加工を施し、高い品質の飼葉を販売してきた家族の歴史です。

グループ会社では、3世代にわたり、動物の飼育を目的とした飼料を生産しています。アルファルファと飼葉は、さ まざまな形状にすることで、あらゆる反芻動物 (牛、水牛、羊、ヤギなど) と草食動物 (馬、ラクダ、ウサギなど) に不可欠な基礎栄養素です。Carli グループブランドの飼葉はすべてイタリア国内で栽培・加工されています。そ の生産工程では灌漑したり、化学添加物や合成物質を一切使ったりせず、健康的で持続可能な天然飼料で あることを保証しています。

現在、Carli グループは、イタリア国内のアルファルファと飼葉の最大手メーカーで、エミリア・ロマーニャ州とラツィオ 州にある 5 つの施設で、年間約50万トン生産しております。

Carli グループブランドの商品は世界中で知られており、高い評価を得ており、この業界での豊富な経験と優れた ビジネスセンス、最新技術があるからこそ、国内市場はもちろん、国際市場でも広く活躍することができるのです。

価値

家族
3兄弟のビジネスへの情熱と感性からこの会社がスタートしました。現在は Carli ファミリーの第2および第3世代が指揮を取っています。 パートナー企業やサプライヤー、そしてお客様を含めてグループ全体が、まるで大きな家族のように経営管理されているのです。
共有
Carli グループでは、各々が個性を出し合い、多様性が出会うことで活力が生み出され、これらを比較・共有し合うことでさらに大きな力となり、コミュニティに革新と生産性、そして幸福をもたらしています。
リスペクト
私たちのビジネスの根底にあるのが地球と自然への配慮です。その思いは、あらゆる生産工程に浸透しており、会社の意志決定の指標となっています。製品へのこだわりは利用してくれるお客様への配慮の表れであり、個人のニーズへの気遣いと安全な職場環境の徹底は働く仲間たちへの配慮を映し出すものです。そして、取り引きさせていただいているたくさんのサプライヤーへの深いリスペクトの気持ちは誠意と透明性、そして的確さに現れています。
責任
飼葉や穀物は、確かな品質をお届けするため、イタリア国内で持続可能な方法で栽培されたものが使用されており、種まきから完成品のお届けまでのすべての工程で徹底管理が行われています。

ビジョン

動物の健康と必要な栄養素を満たす安全で栄養価の高い飼葉と穀物を栽培しており、持続可能な畜産を実現するため 100%イタリア産クオリティを提供いたします。

ミッション

効率のよい農法と生産工程を徹底的に追求しています。
自然へのリスペクトと技術革新、従業員教育、そして職場環境の安全は当社の活動の基本であり、そこから世界の農業サプライチェーンを支える高い品質と品揃えを展開しております。

目的

私たちが目指すのは、土壌の健康と安全を守り、畑を耕し、アルファルファや飼葉、穀物を畜産に適した高品質で信頼できる飼料としてお届けすることです。こうしたアプローチから、食の安全に貢献し、持続可能な農業を叶えることが私たちの目標なのです。

CARLI -家族、そして歴史

60年代、アンドレアとエルネストとアルフレド兄弟が、イタリアのヴァルマレッキアで、家族経営の飼葉の圧縮と製粉 事業をスタートしました。

耕作などの古くから残る誇り高き仕事の伝統は、柔軟な第二世代の成長と革新を求める思いによって支えられま した。

現在、グループ各社は、カルリファミリーの第三世代によって運営されており、さまざまな経験と各自の能力こそが 継続的で持続可能な発展に欠かすことのできない資源となっています。

Carli グループは、動物用飼葉の生産を主な事業とする 24 の企業で構成されています。グループのピラミッド構 造には、耕作や飼育を行う畜産農場、原材料加工工場、国内および国際市場で事業を展開する商社、物流 や技術、管理サービス会社、再生可能エネルギーの生産工場管理会社が含まれています。

当グループでは、250人の従業員がおり、さらに 4000 の農場 (主に生産工場に隣接した地域) と 2000 の 関連会社を合計すると 2 万人を超える人がグループに関わって働いています。

グループの沿革

当グループのミッション

1960
トレッロ (リミニ) に最初の倉庫の建設を開始
1960
アンドレアとエルネストとアルフレード兄弟が、農業資材を取り扱うビジネスを開始。
1972
ポンツァーノ・ロマーノ (ローマ) の脱水処理工場を入手
1982
トレッロ地区 (リミニ) に最初の脱水処理工場を建設
1985
ミリアーロ (フェラーラ) の飼葉生産工場を入手
1986
フィロ地区 (フェラーラ) に4つ目となる生産工場を入手
1997
メッツァーノ (ラヴェンナ) にある旧製糖工場を入手
2006
メッツァーノ (ラヴェンナ) の工場を最初に、Carli グループの全工場の屋根にソーラーパネルの設置を開始

Carli グループの生産工場

 

Carli グループでは、グループ経営農家や地元の農家の4万ヘクタールを超える土地で栽培された年間約 40 万トンの製品を販売しています。

加工処理は、5 つの工場で、原材料が持つ栄養分を損なうことなく商品化することのできる最新技術を使って行 われています。

各工場には広く風通しのよい屋内倉庫があり、そこで製品を最適な状態で保存することで、年間を通じて、安定 した供給を可能にします。

これらの工場はイタリア中北部の港や主要道路近くに位置しており、主な流通ルートへのアクセスに最適です。

 

Cidierre SRL
TORELLO – SAN LEO (RN) – ITALIA

Farine Laziali Soc. Agricola s.s.
PONZANO ROMANO (RM) – ITALIA

Società Agricola Tre C s.s.
MEZZANO (RA) – ITALIA

Il Vallone s.s.
FILO DI ARGENTA (FE)- ITALIA

Punto Verde s.s.
MIGLIARO (FE) – ITALIA

Az. Ag. Valle 1
FRAZ. TORELLO – SAN LEO (RN)- ITALIA

Sicem S.r.l.
TORELLO – SAN LEO (RN)- ITALIA

トレーサビリティと認証、管理が行き届いたサプライチェーン

飼葉と穀物の品質を保証するため、各生産工程は、徹底した管理システムを通じて管理されています。

社内の試験部門では、毎日、原材料から完成品まで分析検査を実施しており、畑から家畜小屋までのトレーサ ビリティを実現しています。

さらに、国内および国外の外部認証機関による栽培や生産、保管している製品の定期検査を行い、商品の品 質をお約束しています。

Carli グループでは、大学や業界団体と協力して研究開発を進めており、イタリア産飼葉の理解と使用を推し進 める活動を行っております。